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国史跡恵解山古墳(いげのやまこふん)

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国史跡恵解山古墳(いげのやまこふん)

恵解山古墳は、古墳時代中期に築造された乙訓地域で最大の前方後円墳です。

桂川右岸の標高わずか19メートルの台地端につくられており、

全長約130m、後円部の直径約80m、高さ約8m、前方部の幅約76m、

高さ約6mと推定されています。

周囲に幅約30mの周濠があり、周濠を含めた古墳の全長は約180mに及びます。

古墳の表面には砂岩やチャートなどの葺石がふかれ、埴輪が並べられていました。

死者を埋葬した施設は古くから墓地があるため明らかになっていませんが、

後円部に竪穴式石室があったとみられます。

昭和55年の発掘調査で、約700点にもおよぶ鉄製武器

(直刀146点、鉄剣11点、短剣52点、短刀1点、ヤス状鉄製品5点、

蕨手刀子(わらびてとうす)10点、鉄鏃472点)を納めた副葬品埋納施設が

見つかりました。

このような多量の鉄製武器が出土した例は山城地方ではもちろんのこと全国的にも

珍しいものです。

こうしたことから、この古墳は5世紀前半頃に桂川以西の乙訓全域を支配した

首長の墓と考えられます。

古墳は昭和56年に国指定史跡(指定面積19,496平米)として、

鉄製武器などの出土品は平成11年に京都府指定有形文化財としてそれぞれ

指定されました。

現在、来年3月14日までの予定で史跡公園としての復元工事が行われています。


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