勝龍寺(しょうりゅうじ)
勝龍寺(しょうりゅうじ)
大同元年(806)空海(弘法大師)の開基。
寺号は恵解山青龍寺で、観音堂を始め九十九坊が建てられていたといわれます。
大干ばつ大飢饉の年に住職の千観(せんかん)上人の祈とうで雨が降り、
龍神に勝ったという意味から「勝龍寺」と改名されました。
本尊は鎌倉時代につくられた十一面観音で、国の重要文化財に指定されています。
正面の右には、びんずる尊者の像が安置されており、病気の人が、このお像を
なでた手で自分の悪いところをさすると、病気が治ると信じられています。
また、平成18年12月には、「ぼけ封じ観音」が安置され、西日本ぼけ封じ三十三ヶ所
霊場の第三番霊場で、同じくぼけ封じ近畿十楽観音霊場の第三霊場となっています。
京都洛西観音霊場第十四番札所です。
◆電話番号:075-951-6906
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